Bizarre Plants

<   2014年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧

二つのエリオ

Eriospermum folioliferum Ker Gawl. & Eriospermum alcicorne Baker
a0149642_19373309.jpg
a0149642_19375481.jpg

今日は久しぶりにエリオスペルマムの写真を撮りましたので載せておきます。
本来 E.フォリオリフェルムは E.アルシコルネよりもかなり大きく育つものですので一枚の写真で容姿を比較するのは難しいのですが、冬型温室の棚の整理をしている際にほぼ同じサイズの株がありましたので鉢を並べて比較写真にしてみました。葉質はE.フォリオリフェルム は草っぽく薄く柔らかい感じ、E.アルシコルネは多肉とまではいかないけれど若干肉厚で硬質に締まった質感です。色味は E.フォリオリフェルムは緑、E.アルシコルネは青緑といった印象。葉の肉質や色味、形態が違うのが見て取れるかと思います。海外でも混同されがちな二種ですがよく見るとかなり個性・特徴は違います。





[PR]
by eriospermum | 2014-02-28 17:11 | caudex | Comments(2)

仔吹晃山

Leuchtenbergia principis 仔吹晃山
a0149642_14504314.jpg
a0149642_14514928.jpg
a0149642_14521673.jpg
以前、仔吹晃山 の名で3号鉢小苗入手していたモノです。現在は6号鉢植え、塊茎も立ち始めかなり大きくなりました。
この 仔吹晃山 と呼ばれている仔を沢山吹くタイプは、基本種にくらべて刺がより弱い(元々紙紐みたいな刺とも呼べない弱い刺ですが、より短く小さい)ようですね。なんでだろう。

[PR]
by eriospermum | 2014-02-27 15:32 | cactus | Comments(0)

微妙な立ち姿の 蘇鉄キリン

Euphorbia hyb. 怪魔玉(蘇鉄麒麟)
a0149642_19205975.jpg
今日の写真は蘇鉄キリンとか怪魔玉と呼ばれているユーフォルビアの有名交配種です。この品種は普及種ではありますがバランス良い姿がとても好きで以前から数株育てています。これらの多くは早くから四方に仔吹きしてバランス良い群生株になるのですが、この株はどういう訳か永くの間あまり分岐がみられずひょろ〜っとした大小二本立ちの夫婦岩ような姿をしていました。それが昨年から突如茎と茎の間にワサワサと子芽が吹き出したのです。仔吹きに気付いた時には「もっとのびのびと生長出来る出場所があるだろうに... 」と思ったりしたのですが、まあ出てしまったものはしょうがない。 左側の枝をカットして仕立て直せば通常良くあるバランス良い姿になるでしょうが、極力カットせずアクロバチックなこの状態で育てて行こうと思っております。はてさて、数年後にはどんな姿になるでしょう。

[PR]
by eriospermum | 2014-02-24 19:57 | succulent | Comments(0)

旧 ロマトフィルム・プロストラツム

今日は久しぶりに温室の掃除をしておりました。外はいまだに寒い日が続いていますが、温室内はかなり気温が上昇しています。厚着のままで掃除などしていたのでちょっとの間に汗だくに... 。

Aloe prostrata (H.Perrier) L.E.Newton & G.D.Rowley 
basionym : Lomatophyllum prostratum H.Perrier
a0149642_18482713.jpg
a0149642_18484958.jpg

写真はこのブログでも何度か紹介した記憶のある旧 ロマトフィルム・プロストラツムです。この十何年もの間手元にある植物ですので紹介したつもりになっていますが、もしかしたらこの種はこのブログでは紹介していないかも知れませんw
本種は花後の花序に必ずと言って良い程に不定芽が付きますので実生しなくともかなりの数の子孫を残せます。写真の株は4つの不定芽がそのまま結構な大きさにまで育っていますので、まるでオリヅルランのような姿になっています。

ところで本種の学名、写真の上にしっかり書きましたが、正直なところ確証を持っておりません... 。
マダガスカルの植物の大家である Werner Rauh博士のマダガスカル本 Succulent and Xerophytic Plants of Madagascar に紹介されている ロマトフィルム・プロストラツム はまさにこのタイプの地模様のあるモノなのですが、現在 ロマトフィルム・プロストラツム の名前で流通している植物の多くが違ったタイプなんですよね。どういうことなんでしょう? どなたかそこいら辺の事情ご存知の方いらっしゃいませんか? 情報宜しくお願い致します。

[PR]
by eriospermum | 2014-02-23 19:35 | succulent | Comments(5)

Euphorbia multifolia

Euphorbia multifolia
a0149642_16035656.jpg
5年程前に数本を小苗で入手していたユーフォルビア・ムルチフォリアの内の一本の現在の姿です。この株は他の株に比べなかなか枝数が増えず生長もゆっくりとしていたのですが昨年から下部に多数の枝が出てきました。現時点では小さい枝も数年後には四方に生長してバランス良い見ごたえある株になってくれそうです。

a0149642_16053537.jpg
本種は Euphorbia loricata の近縁種とされているように見た目も非常に E. loricata に似ていますが、葉数やその葉の出る茎のイボの密度が高いゆえ、観賞価値はロリカータより数段秀でていると思います。比較の為に十数年前に撮ったものですがロリカータの写真を下に貼っておきます。ロリカータには申し訳ないですが、ロリカータはなんとなく貧相ですw

Euphorbia loricata
a0149642_19002582.jpg
Euphorbia Journal に紹介されている Euphorbia loricata はまさにこのタイプだと思うのですが、ここのところネットの画像検索で見る事できる E. loricata と紹介されているものの多くはどうも雰囲気が違います。私見ですが、画像検索結果の多くは多分自然交配雑種か何かではないでしょうか。 ロリカータを片親とする美しい交配園芸品種に 紅彩炉裡火 がありますが、それらの画像は 紅彩炉裡火 とも違う姿をしています。紅彩炉裡火は↓

Euphorbia hyb. 紅彩炉裡火 (E. enopla x E. loricata)
a0149642_23262361.jpg

参考までに現 E. loricata を Euphorbia hystrix の名で最初に記載した Nicolao Josepho Jacquin 著の Icones Plantarum Rariorum の図版も貼っておきます。この図版は www.plantillustrations.org より。赤い花柄が印象的です。
a0149642_14072851.jpg


[PR]
by eriospermum | 2014-02-22 20:03 | succulent | Comments(0)

旧 Thayeria cornucopia

Aglaomorpha cornucopia 
Basionym: Thayeria cornucopia
a0149642_17443878.jpg
このブログでは何度か取り上げているフィリピン等に生息する大型の着生シダ Aglaomorpha cornucopia の今期の姿です。写真の真ん中の葉の長さは1mほど。栽培三年目の昨年、株が大きくなりすぎたので二つに株分けした内の一株です。本来は木の幹にへばりついて匍匐しながら育っていく物ですが、我が家の温室では着生管理には湿度が低すぎるのでバークチップで大鉢に植え込んで育てています。左手前側の葉はこの冬に育ち出した生長途中の未だ柔らかいものですが温室内の湿度不足と温度不足であまり大きくなれていません。春以降の野外管理時にはまた再びおもいっきり自由に大きく育ってもらいたいです。本種はとても葉姿に特徴のある面白いシダだと思うのですが日本での栽培数はかなり少ないようです。

a0149642_18205276.jpg
a0149642_18283285.jpg

下の二枚のアップ写真からご覧頂けるように、葉の付け根部分は丸く壷状にふくらんでいてその底の内側には黒い根が生えています。たぶん、他の植物にへばりつくリゾームから出る根から得られる水分に頼るだけでなく葉に水や栄養源となる落ち葉を溜め効率的にエネルギー摂取できるように進化したのでしょう。他の多くの Aglaomorpha や Drynaria 等とも違う独特の不思議な形態をしています。それ故にか以前は独立して Thayeria属 とされていたのかも知れませんね。



本日のおまけ
[PR]
by eriospermum | 2014-02-18 18:56 | fern | Comments(1)

大株の Sarcocaulon herrei 今期の姿

Sarcocaulon herrei
a0149642_19485789.jpg
a0149642_19482447.jpg
a0149642_19504545.jpg

二年前に独から入れた大株のサルコカウロン・ヘレイが今年も元気に葉を茂らせています。最大幅約30cm。
ムルチフィズムやペニクラツムに比べると過湿や蒸れにも強いようで少し気楽に栽培出来る点が良いですね。
本種は小さい株だと茎と葉の大きさの対比によってムルチフィズムやペニクラツムよりも葉の造りの荒っぽさ
が目立ってしまい大味な感じがしますが、 このくらいの大きさの大株だとバランス良くとても美しく見えるよ
うです。花が咲くのはも少し暖かくなってからになりますが、白〜薄クリーム色の美しい花を咲かせます。昨
年は開花時に写真を撮り逃したので今年はタイミングを逃さずに記録しておきたいです。



おまけは、
[PR]
by eriospermum | 2014-02-17 20:39 | succulent | Comments(0)

Euphorbia clava

今日は休みをとって何処かへ出かけようと思っていたのですが、駐車場に行ってみると先日の大雪で車が埋まってしまい
発掘困難な状態... 。掘り出して出かける事も考えたのですが、周辺の道も非常に状態が悪いままなので大事をとって家で
ゆっくりと休養をとる事にいたしました。

Euphorbia clava
a0149642_15143685.jpg
写真は実生四年生の ユーフォルビア・クラバ です。四年前に実生半年後の小苗の姿をアップしたきりでしたので、あらためて現在の姿を写真におさめておきました。現在は背丈30cm程の大きさになっています。本種はひょろひょろ〜っとした姿のせいか、多肉マニアやユーフォルビアマニアの方にはあまり愛されていない不遇な種の様な気がしますが私の気のせいかな...? 少なくとも、育てやすいにも関わらず流通量や栽培例が意外に少ない様な気がします。私は本種の草とも多肉ともつかぬ中途半端な容姿が醸し出す独特の雰囲気が大好きで時折種をまいて育てています。




おまけ、は
[PR]
by eriospermum | 2014-02-16 16:15 | succulent | Comments(0)

近況

Massonia depressa
a0149642_13272082.jpg
二年間介護し続けていた父が亡くなり、この十日に葬儀を済ませました。
特にこの半年間は自宅においての重度の介護状態でしたので家族の疲労心労著しかったのですが、
父の希望通りに自宅自室にて最期の時を迎えられた事に家族皆安堵しております。享年85歳でした。

写真はここのところ管理もろくに出来ず時折水をくれてやる事くらいしか出来ていなかった我が家の
植物達の中の一鉢、Massonia depressa です。
しっかり管理できなかったお詫びにと今日は霧を吹いてやりました。

Eriospermum bowieanum
a0149642_15435542.jpg
お気に入りの Eriospermum bowieanum も放置気味だったにも関わらずしっかり育っています。
昨年より葉数も3本ほど増え合計15本になりました。今年は植え替えてやらねば... 。










[PR]
by eriospermum | 2014-02-14 13:51 | bulb | Comments(0)