昨年末の忘年会@松本洋蘭園の折に連れて帰って来たカップ葉のプレウロタリス sp. が
早くも開花してくれました。大きい葉でも葉長6cm程、草丈も茎が短いので6cm程。
小さい割に意外に肉厚な葉で数ミリの厚さはあるでしょうか。カップの深さも2cm位は
あります。花は2cmに満たない小さく滋味なものですがアップで見ると中々エグイ。
黄色の花弁に濃赤色の突起がまんべんなくちりばめられています。あぁ〜、素敵です!w
南米のボリビア〜アルゼンチンの高地に産するコケのような超小型のサボテンです。
実はこいつ我が家の2・3年ほど使っていなかった温室から半年程前に奇跡の生還?
をとげた根性あるヤツなんです。確か10年程前に入手し栽培していた物なんですが、
数年前から行方不明に.... ていうか単に使わなくなって物置状態になっていた第二温
室の雑物の陰に隠れてしまっていて置き去りにされた訳なんですが... 。
半年前に発見(苦笑)した時には完全に萎んでしまっていて果たして生きているのか
枯れているのかも定かで無かったのですが、水をあげたら程なくして生き返りました。
頭数こそ幾分か減ってしまいましたが、生きて帰って来てくれたことに甚だ感激。
現地球ゆえの耐乾性でしょうか。小さいけれどものすごい生命力ですね。びっくり。
再びですが、ワインカップと呼ばれているタイプの Crassula umbella です。
先月の中旬にアップした時よりも微妙にですが大きくなって来ています。
花芽もかなりしっかりと膨らんできましたので開花までの途中経過報告です。
現地写真で見られるような葉がカップ状にならなく平坦で、Icones Plantarum Rariorum の図版に
見られるような花色も白い 個体も一緒に育てられれば「紅白そろっておめでたいのにな〜」などと
思ったりして過ごしている今年の正月であります。入手ルートご存知の方コソッとお教え下さいね。